臨床検査技師の給料差|大卒と専門卒で月2万円、でも逆転可能です!

大卒と専門卒で給料差は2万円!しかし専門卒でも逆転可能!その理由とは

「専門卒だから、ずっと給料が低いままなのかな…」

転職を考えるとき、学歴による給料の違いは気になりますよね。

でも安心してください。この記事を読めば、学歴差に悩まず自信を持ってキャリアを築く方法がわかります。

実は、初任給では差があっても、資格取得や転職によって専門卒でも年収を大きく上げることは十分可能です。

この記事では、大卒と専門卒の給料差の実態から、学歴に関係なく年収をアップさせる具体的な方法まで、データに基づいてわかりやすく解説します。

読み終わる頃には、「学歴よりも大切なこと」が明確になり、前向きに一歩を踏み出せるはずです。

目次

結論|大卒と専門卒で給料の差は月1〜2万円程度

まず結論からお伝えすると、初任給の段階では大卒と専門卒で月1〜2万円程度の差があります。

2025年時点のデータで見ると…

  • 大卒の初任給:約20.5万円
  • 専門卒の初任給:約19.4万円

これが全国的な平均的水準のようです。

「やっぱり差があるんだ…」と感じたかもしれません。

でも、ここで知っておいてほしいのは、この差は必ずしも生涯続くわけではないということです。

5年後、10年後には、資格取得や職場環境、転職によって状況は大きく変わります。
実際、専門卒でもエコー資格等を取得して転職し、大卒の同期より高い年収を得ているケースは珍しくありません。

なぜ大卒と専門卒で給料差が生まれるのか?

多くの医療機関では、給与体系に「学歴給」という考え方が採用されています。

特に公立病院や大学病院では、俸給表という仕組みで大卒と専門卒の基本給が明確に分かれています。
これが給料差の主な理由です。

※俸給表とは
俸給表とは、公務員の給料を決めるための「ルール表」です。
この表には「級」と「号俸」という数字があり、級は仕事のレベル、号俸は経験年数や勤務年数に応じて上がる数字です。この2つの数字が組み合わさって基本給(ベースの給料)が決まります。

そして大卒と専門卒の違いは俸給表の「級」や「号俸」の設定に大きく関わってきます。
このため、同じ臨床検査技師でも、大卒と専門卒では最初の給料に1万円〜数万円程度の差が生じることが多いのです。

ただし、すべての病院がこの方式ではありません。
民間の中小病院やクリニック、検査センターでは、学歴よりも実力や経験を重視する傾向が強まっています。

また、公務員の世界でも努力や資格取得によって専門卒の臨床検査技師が大卒より給料を上げることは不可能ではありません。

つまり、職場選びや努力によって学歴差の影響を最小限にすることは十分可能なのです。

昇給・賞与で差は広がる?縮まる?

初任給の差は約2万円でしたが、昇給や賞与ではどんな違いがあるでしょうか。

公的病院では俸給表により差は継続する傾向

公的病院では給与体系が「俸給表」に基づき、昇給は年1回の号俸上昇が基本です。

昇給は学歴別の級・号俸の中で進むため、大卒と専門卒で基本給の差が継続しやすい傾向にあります。

賞与(ボーナス)も公務員基準で支給され、年間4〜5ヶ月分程度と比較的安定して高水準なのが特徴です。

民間病院では学歴による差は小さい傾向

民間病院では昇給は病院ごとの人事規定によって異なり、年1回以上の昇給もありますが、公的病院のような俸給表による固定的な昇給ではありません。

賞与は病院の経営状況や業績に応じ変動が大きく、年2回が一般的ですが、支給月数は公的病院よりやや少なめの3〜4ヶ月分程度の場合が多いです。

昇給・賞与の差はスキルや資格の有無、勤務評価、交渉力によって幅が広く、学歴差の影響は公的病院より小さいことが多いです。

このように、公的病院では俸給表に基づく安定した昇給・賞与があり学歴差が比較的反映されやすいのに対し、民間病院は柔軟な制度で学歴差影響が小さく、個人の能力や病院の業績によって差がつきやすいと言えます。

生涯年収で見ると差はどれくらい?

同じ病院で30年間勤務した場合の年収例です。

  • 大卒の生涯年収:約1億5,600万円
  • 専門卒の生涯年収:約1億4,700万円
  • 差額:約900万円

ただし、これは「同じ職場で同じキャリアを歩んだ場合」の話です。
実際には、転職やスキルアップによって大きく変わります

・毎年の昇給額の影響
昇給率が1〜2%違うだけでも、40年近い就業期間では生涯年収に数百万円〜数千万円の差がつく可能性があります。

管理職になれるかの影響
係長→課長→部長と昇進した人と平社員のまま定年まで働いた人を比べると、生涯賃金にして6000万円程度の差が出る、という試算例もあります。

転職の影響
データでは、転職で年収が上がった人は全体の約4割、30代では約5人に1人が年収100万円以上アップという調査もあり、転職タイミングと交渉次第で大きく年収カーブを変えられます。

このように、初任給の差よりも、「毎年の昇給額」「管理職になれるか」「転職で年収アップできるか」の方が、生涯年収に大きく影響するのです。

転職時、学歴は影響する?

臨床検査技師の転職では学歴はほとんど影響しません。
国家資格と実務経験、スキル(エコーなどの専門資格)が重視されるため、専門卒でも大卒と同等かそれ以上に有利になるケースが一般的です。

大卒が有利になる場面
・大学病院
・製薬会社・医療機器メーカー
・治験関連職(CRA・CRC)

専門卒でもほとんど問題ない場面
・民間病院
・クリニック
・検査センター

企業就職や管理職狙いなら大卒・院卒が有利かもしれません。

民間病院・クリニック・検査センターでは、学歴より「経験・スキル・人柄」が評価の中心なので、専門卒でも不利を感じる場面はかなり少ないはずです。

実際、転職サイトの求人を見ると「学歴不問」「経験者優遇」という表記が大半を占めています。

真彩

求人票では
・「学歴不問」「経験者優遇」の記載
・給与例に「経験◯年/月給◯万円」と具体例
・資格手当の有無(特にエコー関連)
これらをチェックするといいですよ

給料差が気になる人が今できること

学歴差が気になる方も大丈夫。今からできる年収アップの方法をご紹介します。

認定資格を取得する

臨床検査技師の認定資格は、学歴に関係なく誰でも取得できます。

代表的なもの
・超音波検査士(最も転職に有利)
・細胞検査士

超音波検査士などの認定資格を取ることで、学歴差を完全にカバーし、月1〜3万円の手当がつき年収10〜15%アップが可能です。即戦力として転職市場で価値を上げることができます。

転職で年収を上げるコツ

転職は年収アップの大きなチャンスです。

  • 経験3〜5年、認定資格取得後がベストタイミング
  • 転職エージェントを活用して給与交渉
  • 複数の検査経験があると有利

特に、臨床検査技師専門の転職サイトを活用すると、学歴に関係なく年収アップできる求人が見つかりやすくなります。

まとめ|大卒か専門卒かより、経験と環境で年収は変わる

最後に、大切なことをお伝えします。

学歴差は確かに存在します。

  • 初任給は月1〜2万円の差
  • 公立病院では差が続きやすい

しかし、それがすべてではありません。

  • エコーなどの専門技術で年収逆転は可能
  • 認定資格が給与に直結する
  • 転職で大幅アップも狙える
  • 職場選びで学歴差を気にしない環境を選べる

臨床検査技師の年収は、学歴だけで決まるものではないのです。

「大卒じゃないから不利」「専門卒で後悔した」と悩む時間があるなら、今日からエコーの勉強を始めたり、転職サイトで求人をチェックしたりする方が、将来の年収アップにつながります。

臨床検査技師は、努力と工夫次第でキャリアを自分で切り開ける職業です。

学歴に縛られず、あなたらしいキャリアを築いていきましょう。
転職や資格取得で不安なことがあれば、転職エージェントに無料相談してみるのもおすすめです。

あなたのキャリアアップを、心から応援しています!

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